第3章:よく使うHTMLタグ集

こばゆた
こばゆた

こんにちは!
前回はHTMLの基本構造を学び、実際に自分のページを作ってみましたね。

今回は、Webページをもっと実用的にするための「よく使うタグ」をご紹介します!

今日のテーマ

  • Web制作でよく使うタグがわかる
  • 構造化のためのタグがわかる
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1.よく使う基本タグ

HTMLには、情報をわかりやすく表示するための「タグ」呼ばれるものが多数あります。
その中でも、初心者がまず覚えたいのが以下のタグです。

タグ意味使い方の例
<h1><h6>見出し(数字が小さいほど大きい)<h1>タイトル</h1>
<p>段落・文章<p>これは段落です。</p>
<a href="">リンク<a href="https://example.com">サイトへ</a>
<img src="" alt="">画像表示<img src="image.jpg" alt="画像説明">
<ul><li>箇条書き<ul><li>りんご</li></ul>
<br>改行改行したい<br>ここで改行されます

これらのタグを組み合わせることで、基本的なWebページが作れます。

ここからはそれらのタグについて軽く見ていきましょう!

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2.見出しを作る:<h>

見出しタグは、タイトルや小見出しを表示するためのタグです。HTMLでは h1 から h6 までの6段階があり、数字が小さいほど大きくて重要な見出しになります。

<h1>これはh1の見出しです</h1>
<h2>これはh2の見出しです</h2>
<h3>これはh3の見出しです</h3>
ポイント
  • 通常、そのページのメインタイトルには h1 を1回だけ使います。
  • 内容ごとに小さな見出しをつけたいときは、h2h3 を使いましょう。
  • 見た目の大きさだけで選ぶのではなく、文章の構成を意識して使い分けることが大切です。

3.段落:<p>

pタグは、文章のかたまり=段落を表すときに使います。文章を読みやすく整えるのに欠かせないタグです。

<p>これは段落です。pタグで囲んだ部分は、自動的に少し間が空いて表示されます。</p>

<p>別の段落を書きたいときは、もう一度pタグを使います。</p>
ポイント
  • pタグで囲むと、前後にスペースができて見やすくなります。
  • brタグと違って、段落として意味のある文章のまとまりを表現できます。

見出しと段落についての詳しい解説はコチラ

4.画像を表示する:<img>

画像をページに表示するには、<img> タグを使います。
使い方はとてもシンプル!

<img src="images/sample.jpg" alt="サンプル画像" width="300">
解説
属性意味
src画像のファイルパス
alt画像が表示されなかった時の代替テキスト
width横幅(pxなどで指定)
ポイント
  • <img>閉じタグ(</img>)が不要です。
  • images フォルダに画像が入っている想定で、src パスを書きましょう。

詳しい解説はコチラ

5.他のページに移動する:<a>

<a href="https://example.com">公式サイトはこちら</a>

外部リンクを新しいタブで開きたいときは以下のようにします。

<a href="https://example.com" target="_blank" rel="noopener">公式サイト</a>

詳しい解説はコチラ

6.リスト(箇条書き)を作る:<ul>, <ol>, <li>

6-1.順番なしリスト(<ul>

点(●)で表示されるリストです。

<ul>
  <li>HTML</li>
  <li>CSS</li>
  <li>JavaScript</li>
</ul>

6-2.順番ありリスト(<ol>

数字付きで順番があるリストになります。

<ol>
  <li>HTMLを学ぶ</li>
  <li>CSSを学ぶ</li>
  <li>JavaScriptを学ぶ</li>
</ol>

詳しい解説はコチ

7.練習してみよう!

こばゆた
こばゆた

ここまでみてきたタグを使って以下のコードを打ち込んで表示の練習をしてみましょう!

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="UTF-8" />
    <title>タグの練習</title>
  </head>
  <body>
    <h1>私の好きなこと</h1>
    <p>趣味の画像です:</p>
    <img src="hobby.jpg" alt="趣味の写真" width="300" />

    <p>よく見るサイト:</p>
    <a href="https://example.com" target="_blank" rel="noopener">おすすめサイト</a>

    <p>学びたいことリスト:</p>
    <ul>
      <li>HTML</li>
      <li>CSS</li>
      <li>JavaScript</li>
    </ul>
  </body>
</html>
こばゆた
こばゆた

画像のようになれば成功です!

8.HTML5のセクションタグ(構造化)

HTML5では、ページの構造をより分かりやすく整理するために「セクションタグ」が導入されました。
これにより、Googleなどの検索エンジンにも意味のある構造として伝わります。

タグ用途
<header>ヘッダー(サイト名・ナビなど)<header><h1>サイト名</h1></header>
<main>メインの内容部分<main><p>本文</p></main>
<footer>フッター(著作権・連絡先など)<footer>&copy; 2025 あなたの名前</footer>
<section>意味のあるひとまとまり<section><h2>プロフィール</h2></section>
<nav>ナビゲーション(メニュー)<nav><a href="#">HOME</a></nav>
<article>単体として成り立つ記事<article><h2>記事タイトル</h2></article>

9.まとめ

まとめ
  • <h>タグは見出しを作り、1〜6の数字が小さいほど見出しのレベルが下がる
  • <p>タグは段落を作る
  • <img> タグで画像を表示できる
  • <a> タグでリンクを作れる
  • <ul> / <ol> / <li> でリストを作成できる
  • HTML5では <header>, <main>, <footer> などで意味のある構造を作る
  • 練習ページを実際に「書いて」「保存して」「ブラウザで見る」ことが上達の近道!

10.次回の内容:CSSで見た目を整えよう!

次回は、いよいよ CSSを使ってページの見た目を装飾していきます。
色・文字の大きさ・配置などを自由にコントロールできるようになります!

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